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【掲載情報】東京フィル定期公演プログラムにて、バッティストーニ&反田恭平&大植英次を紹介!

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先週末より、7月の定期演奏会がスタートした東京フィルハーモニー交響楽団

12日には、夏の午後にぴったりの瑞々しいモーツァルト、そして迫力のチャイコフスキー交響曲第5番で奮い立たせてくれました。「これほどの情熱がこめられていたとは!」と揺さぶられた圧倒的な名演に、明日からのマーラー第9番への期待も高まります(7/16日東京オペラシティ, 17日サントリーホール)。

また、会場で配布している定期公演プログラム7月号および公式サイトにて、次回(9月)の聴きどころコラム「その圧倒的な演奏に異例の大抜擢」を掲載していただきました。

www.tpo.or.jp

まずはアンドレア・バッティストーニ旋風再び!(9/10日サントリーホール、11日東京オペラシティ) 故郷ヴェローナの野外オペラで『カルミナ・ブラーナ』を指揮し、興奮冷めやらぬままの来日となる予定です!

音楽の舞台は、意外なことに北国ロシア。サンクトペテルブルクで初演されたヴェルディ運命の力』序曲、ラフマニノフ「5つの絵画的練習曲」(10日のみ)、そしてムソルグスキー作曲ラヴェル編曲の『展覧会の絵』が並びます。

さらに11日は、モスクワ音楽院で学ぶ若きピアニスト反田恭平がソリストとして初共演。そう、「圧倒的な演奏に異例の大抜擢」とは、弱冠20歳の新星である彼のことなのです。まもなくアルバム『リスト』でのCDデビューも控えた反田さんとバッティ。楽しみすぎる一夜です。

ピアニスト・反田恭平インタビュー | 9月定期演奏会 | 東京フィルハーモニー交響楽団 Tokyo Philharmonic Orchestra 公式サイト

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そして、22日のオーチャード定期に登場するのは大植英次。2014年3月、東京フィルの「創立100周年記念ワールドツアー2014」でともに世界を巡り、ニューヨーク、マドリード、パリ、ロンドン、シンガポールバンコクの6都市で熱狂的なステージを盛り上げた「戦友」です。

ドラマティックな印象がある大植ですが、その音楽は非常に計算されたリハーサルの賜物です。たとえばロンドン・カドガンホールでは、元は教会だった美しい建物でリハーサルを重ねながら、途中何度もアシスタントに指揮を交代し、観客の立場で音響を確認する姿が印象的でした。

同行取材で目撃した「最上の音」への探求が、どんなブラームス第3番、第4番を生み出すのか。思いをこめて見届けたい!

あす16日、一般発売開始です!

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