【Art】現代のフォンテーヌブロー派 | Pola Museum Annex「橋爪彩 Beautiful Stranger」
ポーラ美術館への取材以来、気になっていた「橋爪彩| Beautiful Stranger」展へ。
静謐な、ゆるぎない美。
現代の「メメント・モリ(死を想え)」。RED SESSIONのイスパハンといい、Nailのラインストーンといい、この真珠のネックレスやパンプスの質感といい、細部にたまらないほどのガーリッシュが宿っている。
はじめてアートへの「所有欲」を掻き立てられたChloris。レイナルド・アーンの音楽が、いまにもこぼれてきそう。橋爪彩は、わたしにとってのフォンテーヌブロー派だ。
http://www.po-holdings.co.jp/m-annex/exhibition/archive/detail_201409.html
展覧会の前には、宝塚歌劇団のミュージカル『伯爵令嬢』のため遠征中の友人姉妹とアフタヌーンティー。
全体的に「夢見るフランス」テイストのロイヤルクリスタルカフェ、紅茶はやはりマリアージュフレールだった。
マリー・ローランサンと橋爪彩に満たされた至福の午後だった。