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2008-01-01から1ヶ月間の記事一覧

交差点のヴィヴァルディ

ハンサムは、ビューティーへ――資生堂 マキアージュ。 http://www.shiseido.co.jp/mq/index.htm コスメや蛯原友里などに興味のないクラシック・ファンでも、現在“ふと目がいくコマーシャル、ナンバー1”ではないだろうか。今夜、サントリーホールの帰りにつれ…

ヘンデル・イヤーは来年です

そもそも「ヘンデル・フェスティバル・ジャパン(HFJ)」は、没後250年となる2009年を目指して、(なぜか)2003年から行われている。 東京オペラシティが開館10年を記念して3年がかりで始めたのも、 「バッハ・コレギウム・ジャパン(BCJ)2007→2009ヘンデ…

気になる部分

「ヘンデル・フェスティバル・ジャパン」(18日)の行き帰り、『気になる部分』(岸本佐知子、白泉社)を読了。 この本を、電車で読んではいけない。 そのまた前日『西洋骨董洋菓子店』(よしながふみ、新書館)をイッキ読みしたために、繊細で美味で高価な…

親仏家のためのアジェンダ 【アート編】

2008年は日仏両国の交流が始まってから150年目。 フランス政府観光局はこれを記念し、双方向に送客を目指すキャンペーンを実施中だ。 http://www.150jpfr.jp/ 前回書いたパリ・オペラ座バレエ来日公演も、この一環である。 せっかくなので「オトクラ」もこれ…

続 その高貴なる女

■パリ、現在 バレエ・リュスを生み出したパリは、いまも「過去と現在」を踊り続ける。 象徴的なのが、「オペラ・ガルニエ」と「オペラ・バスティーユ」。 第二帝政の威容を放つパリの象徴と、ミッテラン政権下に計画された新しいカルチャーの発信地。 「もち…

その高貴なる女

映画『バレエ・リュス』(Ballet Russes, '05年アメリカ)を鑑賞。 2008年初映画は、乙女としてロシア・バレエをセレクト。 おさらいのつもりだったのだが、それどころか、未知の真実に驚きと涙が隠せない。「バレエ・リュス」(ロシア・バレエ団)は、天才…

Le cas Carla?

[パリ 8日 ロイター] フランスのサルコジ大統領(52)は8日、記者会見で、イタリア人元スーパーモデルで歌手のカーラ・ブルーニさん(40)との交際について聞かれ、結婚を準備していることを示唆した。ただ、挙式の日程は明らかにしなかった。 正月…

篤姫

2008年、もうひとりのプリンセス。絢爛な金箔のタイトルバックに、SAYURI風のヒロイン。*1「篤姫の人生における感情がほとばしる瞬間を、一枚の絵としてクリムト風にアレンジ」したそうだ。 吉岡幸雄の染色と、薩摩切子。音楽は吉俣良。N響指揮は、われらが…

しなやかに、したたかに

クレープ・ド・シーヌ。 直訳すると中国ちりめんだが、昔はフランスちりめんとも呼ばれた。 フランスで、自国のちりめんにはまた別名がある。 日本の着物はまた織りが違うらしく、一概に絹といっても趣はさまざまである。 てろん、とまとわりつく心地よさ。 …