2017-05-01から1ヶ月間の記事一覧
五月は好い月、花の月、 芽の月、香の月、色の月、ポプラ、マロニエ、プラタアヌ、つつじ、芍薬、藤、蘇枋、リラ、チユウリツプ、罌粟の月、 女の服のかろがろと薄くなる月、恋の月、 ――与謝野晶子「五月礼讃」より 美しい5月の午後、吉祥寺の住宅街にひっそ…
この春、池袋コミュニティ・カレッジで開幕した歴史音楽サロン「麻衣とそよかのお茶会クラシック」。 第2回「革命のベートーヴェン!」の予約が、いよいよ本日25日からスタートです! 開催日:7/8 土曜 14:00~15:30 参加費:3,000円 ※お茶・お菓子付 お問合…
19世紀フランス。画家アングルに「この子はやがて絵画界のナポレオンになる」と言われた少年がいました。 テオドール・シャセリオー(Teodore Chasseriau, 1819-1856)。若干16歳でサロンにデビューし、やがてアングルの新古典主義とは決別、ロマン主義の寵…
日本におけるラ・フォル・ジュルネ2017の全日程が終了し、一週間あまりが経った。 4月末、新潟で聴いたユリアンナ・アヴデーエワのショパン「華麗なる大円舞曲」でスタートした10日間。連日の快晴で、夜風まで心地よく、いやがおうにも楽園の雰囲気――友人の…
30年近くもモーツァルトに恋していると、もはや彼の音楽は母の鼓動のようなもので、問答無用に懐かしい。 実際、今回のオペラ『イドメネオ』を劇場で観るのははじめてだったのだが、次々に襲いくる美旋律と懐かしさの嵐に、涙が止まらなくなってしまった(5/…
ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2017、いよいよ東京にて開幕! 今年のテーマは「ラ・ダンス 舞曲の祭典」。休憩なし1時間のショート・プログラムに、映画感覚のチケット代(1500~3000円程度)で楽しめるコンサート――この春、映画『ラ・ラ・ランド』に…
ラ・フォル・ジュルネ新潟、閉幕から1日。 東京開幕までの数日、故郷にとどまり家族と5月の晴天を愉しんだ。 「城下町村上・春の庭百景めぐり」は、毎年5月のひと月、春の喜びに満ちた村上の町屋や寺、武家地区を巡り、それぞれが丹精込めて整えた庭園や盆栽…
ラ・フォル・ジュルネ新潟2017「ラ・ダンス」が閉幕。やはりあっというまの3日間! 今年も家族を「0歳からのコンサート」へご招待。昨年コンサートデビューした1歳半の姪とともに、井上道義 指揮シンフォニア・ヴァルソヴィアによるフィリップ・グラス&ブ…