2014-06-01から1ヶ月間の記事一覧
オペラ「鹿鳴館」を鑑賞。三島由紀夫の日本語の美しさ、その烈しさに、高揚がおさまらない。 欺瞞を孕んだワルツ風序曲。幕が上がるとそこは影山伯爵廷の庭だ。白いバッスルドレスに身を包んだ貴婦人たちが、絵画のように佇んでいる。御殿仕立ての和装の伯爵…
anan 7/2号にて、いとしのイアンたちと共演させていただきました。似顔絵ってうれしい! 今回のインタビューでは、「クラシック音楽界の大人の男4人を教えてください」という依頼に悩みぬき、前日にお会いした「クラシック イケメン大賞選定委員会」のひと…
サントリホール ブルーローズにて、二期会WEEK第三夜 オペラ朗読劇「三浦環物語」を観劇した。世界を舞台に「蝶々夫人」を体現したプリマ・ドンナ、三浦t環の生涯を、歌手たちの朗読劇と歌唱によって振り返る意欲作だ。 リハーサル風景に見かけた海老茶袴に…
「美しく生きる」という事位 貴い芸術は 外にないと思いますの。――村岡花子「爐邉」 銀座での一日。KAJIMOTOへ伺い鳩居堂で草々箋など贖った後、せっかくなので、教文館の村岡花子展を覗いた。蓮さまになりきりたくて歌集を購入。「白蓮は藤原の女なり。」で…
美しい初夏の午後、吉祥寺の閑かな住宅街に佇むサロンで「ちひさな文藝キャバレー《霧とリボン》Vol.3~バルテュスの少女たち、音楽の少女~」を開催した。 「文藝キャバレー」は、サロンの創造主であり完璧な美の守護神たるデザイナー、ミストレス・ノール…
超絶技巧ヴァイオリニスト、デイヴィット・ギャレットの初主演映画。 ヴァイオリンの音ひとつで人びとを篭絡していく悪魔のような男――才能ある音楽家がステージで放つ色気、というものをまざまざと思い知らされる。パガニーニのコンチェルトの中毒性たるや!…
池袋シネマチ祭関連イベント「魔法少女まどか☆マギカ」オーケストラ・コンサート(6/7@東京芸術劇場, 7/12@浜松アクトシアター)のプログラムに、コラム「TEMPESTOSO AFFETTUOSO (嵐のように、愛をこめて)」を執筆しました。 梶浦由紀による楽曲の魅力と、魔…
Girls Artalkの取材で、デュフィ展の内覧会へ。 「絵筆が奏でる 色彩のメロディ」という副題どおり、音楽いっぱい。シャルル・ミュンシュとの交遊はもちろん、ポール・ポワレとの共同作業やテキスタイルの数々はすてきな発見だった。おかげでグッズもかわい…
☆満席になりました。ありがとうございます☆ 「愛書家のための小間物ブランド《霧とリボン》」のサロンで、女主人として女性限定のお茶会を開催させていただきます。バルテュスの絵画から連想する音楽を蓄音機にて鑑賞するほか、仏蘭西歌曲の訳詩の朗読や音楽…