【お知らせ】OTTAVA selection vol.4『愛の小径 ～ LOVE SONGS』発売！

恋人は6月に咲いた　赤い赤いバラのよう

恋人は調べも美しい　甘い甘い音楽のよう

詩人バーンズの有名なポエムに出会ったとき、これは私のことだ、と衝撃が走ったのを覚えています。まだ十代のはじめでした。恋をしていると、心のなかでいつでも音楽を奏でてしまう――それは大人になった今でも変わりません。

どんなに苦しくても、恋に落ちたらひとは、相手を隅から隅まで知りたくなる。その名前、その生まれ、さまざまな感情や物語。一つ一つを紐解くごとに、相手の魅力は増していく。考えてみたら私は、そうしてクラシック音楽を聴いてきました。つまり、クラシック音楽にずっと恋をしてきたのです。病めるときも健やかなるときも、そばにいてくれるもの。それが私にとっての音楽なのです。

だから私は、音楽のプレゼントが好きです。おきにいりのレコードも演奏会も、カーステレオにプレイリストを仕込むのも、すべてすてきなプレゼント。そしてもっとも美しいプレゼント、それは音楽家が恋人やパートナーのためにつくった、音楽そのもの。

恋の喜び、悲しみを歌った「恋人に捧げるクラシック」で、愛いっぱいの毎日を。

ということで、OTTAVAとNAXOS JAPANとの共同企画CDの第5弾を私、高野麻衣が選曲させていただきました。

タイトルは『愛の小径 (Valse des chemins de l'amour) ～LOVE SONGS』。

アレクサンドル・タローらの伴奏にあわせ、フランス女優ダニエル・ダリューが歌う「愛の小径」も収録が実現！ ジャケット・デザインにもこだわりました。

愛いっぱいの甘やかなギフト、ぜひお手元に届きますように！

【楽天市場】OTTAVA selection vol.4 『愛の小径 〜 LOVE SONGS』：ナクソス ミュージックストア

1. ジョン・ダウランド（1563-1626）：グリーンスリーヴス・ディヴィジョンズ

2. ヨハン・ゼバスティアン・バッハ（1685-1750）：アンナ・マグダレーナ・バッハの音楽帳 - 御身が共にいるならば BWV 508 （伝G.H. シュテルツェル作）

3. ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト（1756-1791）：ピアノ協奏曲第21番 ハ長調 K. 467 - II. アンダンテ

4. ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト（1756-1791）：歌劇「フィガロの結婚」 K. 492 Act II Scene 3: 「恋とはどんなものかしら」

5. ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン（1770-1827）：ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op. 61 - III. ロンド: アレグロ

6. ロベルト・シューマン(1810-1856) ：詩人の恋 Op. 48 - 美しい五月に

7. ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー（1857-1919）：バレエ音楽「白鳥の湖」 Op. 20 - ヴァルス

8. セザール・フランク（1822-1890）：天使のパン（パニス・アンジェリクス）

9. 作曲者不詳：美しく優しいこまどり

10. レイフ・ヴォーン・ウィリアムズ（1872-1958）：命の家 - 沈黙の正午

11. グスタフ・マーラー（1860-1911）：交響曲第5番 嬰ハ短調 - IV. アダージェット

12. フランシス・プーランク（1899-1963）：レオカディア - Act III 愛の小径