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【お知らせ】高野麻衣コンピ第1弾『マリー・アントワネットの音楽会』発売!

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たくさんの愛の記憶があるから、私は世界を愛そうと思う。

1789年、革命前夜のヴェルサイユ。もし、フランス王妃マリー・アントワネットがプチ・トリアノンで密やかな音楽会を開催するなら、どんな音楽を奏でるだろう?

2017年1月11日(水)、そんな高野麻衣の“空想プレイリスト”が、ワーナーミュージック・ジャパンからリリースされます。

 

ワーナークラシックスの豊富な音源から、高野が選曲したアントワネットゆかりの楽曲――同時代の宮廷音楽やヒット曲はもちろん、アントワネット自身が作曲した「それは私の恋人」や、あのルソーが作曲したオペラ「村の占い師」のアリアも収録。

アーティストも、ハープのリリー・ラスキーヌやウィリアム・クリスティ&レザール・フロリザン、そして注目のソプラノ、サヴィーヌ・ドゥヴィエルなどお気に入りをつめこみました。

そしてなによりこだわったのは、王妃自らが語るメモワール(回想録)風ライナーノーツ。

私の密やかな音楽会へきてくれて、ありがとう。

最初にお聴きいただいたのは、ゴセックのハープの音楽。今宵はあなたに、私が生まれてからこれまでの思い出を、懐かしい音楽と一緒にお話ししたいと思っています。

しばらく、おつきあいくださいね。

と王妃自らが聴き手に語りかける、いわば「アントワネット一人称による短編小説」を執筆させていただいたのです。コバルト文庫の歴史少女小説を糧に育った私にとって、このオファーは完全なる夢の実現でした。

さらに、ライナーノーツや歌詞が収録されたブックレットやCD本体、ケースなどのデザインをデザイン工房HOLON(「霧とリボン」運営元)に手がけていただく夢も実現。繊細さとシックな強さを併せもった“ほんとうのマリー・アントワネット”を、見事に表現していただきました。

 

細部にわたる音楽とデザインのこだわりにより、1冊の本のように大切な存在に感じている『マリー・アントワネットの音楽会』。もはや、3冊目の新刊発売といっても過言ではありません。

2017年、幕開けの1枚。

大切な人や自分へのプレゼントに、少しずつ口にするチョコレートような日々の潤いに、愛していただければ幸いです。

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CD「マリー・アントワネットの音楽会」(ワーナーミュージック・ジャパン

発売日:2017年01月11日
価格:¥2,500(本体)+税
規格番号:WPCS-13577

収録曲:

M-1  ゴセック:2つのハープと管弦楽のための協奏交響曲 ニ長調~第1楽章:アレグロ    

M-2  グルック:歌劇「オルフェトウリディス」~ウリディスを失って    

M-3  グルック:歌劇「オルフェとウリディス」~精霊の踊り

M-4  ラモー:歌劇「プラテー」~素晴らしいコンサートを 

M-5  シャルパンティエ:「ヴェルサイユの楽しみ」H480~序曲

M-6  シャルパンティエ:「ヴェルサイユの楽しみ」H480~すべてのものよ、私の魅惑的な優しい楽の音に屈伏しなさい

M-7  ナーデルマン:アングレーズ・ロンドレット    

M-8  ルソー:幕間劇「村の占い師」~愛し方をよく知っていると、人生はなんと愉快なことでしょう    

M-9  クープラン:神秘的なバリケード(第6組曲)    

M-10 モーツァルト:フルートとハープのための協奏曲 K299~第2楽章:アンダンティー

M-11 アントワネット:それは私の恋人    

M-12 クロムフォルツ:ハープ協奏曲 第6番 作品9~第2楽章:ロマンス    

M-13 グルック:歌劇「オーリードのイフィジェニー」~序曲(「ヴェルサイユ宮殿《監修》マリー・アントワネット展」提供曲)

M-14 クープラン:子守歌、あるいはゆりかごの愛(第15組曲)    

M-15 ラモー:歌劇「カストールとポリュックス」~哀しい支度

M-16 マルティーニ:愛の喜び 

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