【Life】HIT LIST of 2013 Spring @MAI TAKANO
こんにちは、高野麻衣です。
花園お茶会からあっというまに半月がたちましたが、まだまだ、感謝の余韻が消えることはありません。ほんとうにありがとうございます。また近いうちに、みなさんにお会いできるといいな、と夢見ています。
新しいニュースもうひとつ。渋谷が誇る乙女の旗艦店VIOLET AND CLAIREにて、『花園magazine』を販売していただくことになりました! お近くにいらした際は、ぜひ覗いてみてくださいね。 http://www.violetandclaire.com/
さて、定例の「HIT LIST 2013春編」。6月になって、もはや「初夏編」というべきラインナップになりましたが、わくわくご紹介させていただきます。
●Gift
お茶会にて、お手紙とともに頂いたラデュレのマカロン。毎年、自分の名前とおなじ5月(mai)の限定BOXを購っていたので、そのきめ細やかなセレクトに感動しました。私も贈り物上手になりたいな。merci mille fois!!
●Music
パリがテーマの今年のラ・フォル・ジュルネに合わせて発売されたアルバム、『サティおじさんのおかしな交友録』(ナクソス・ジャパン)。遊び心たっぷりの「エッフェル塔の花嫁花婿」から、わがテーマソング「ジュ・トゥ・ヴ」まで。音楽祭が終わってもガチでへビロテ中です。
クラシック音楽はけっこう好きだけど、アーティストとか知らないし……という方、NAXOSというレーベルを覚えて損はありません。私は今後、NAXOSとタッグを組んでクラシックの常識を変えていくつもりですから!
●Cafe
クラシックつながりでもうひとつ。京都・丸太町にあるCafe MONTAGEに、ついに行ってまいりました。
http://www.cafe-montage.com/index.html
予想以上の耽美とモダンに満ちた、この音楽サロン空間では、コンサートのないときも、趣味のいい音楽とマリアージュ・フレールの紅茶が迎えてくれます。一歩足を踏み入れた瞬間、「ここで暮らしたい」とつぶやいてしまったほど。
秘密にしたいけれど、話したくてたまらない、私の京都の隠れ家になりそうです。
●Nail
これもまた、関西で撮影したものです。ええ、宝塚です。
テーマは「マリー・アントワネット」。渋谷のNail Barに『ベルサイユのばら―フェルゼン編―』のチラシを持ちこんだところ、王妃様ふう赤のフレンチに金の縁取りで仕上げてくれました!
ちなみに手にしているのは大劇場そばのファンシーショップで購った、アンドレ風ティッシュケース(軍服をイメージ)。
●Movie
大好きなウッディ・アレンの新作『ローマでアモーレ』(6/8公開)。
一足お先のヴァカンス気分はもちろん、すべての音楽ファンに観てほしいラヴ・コメでした!
本物のテノール歌手ファビオ・アルミリアートの意表をついたキャラクターや、小悪魔エレン・ペイジ&ジェシー・アイゼンバーグの若手組もすてきだったし、ひさびさの監督の演技にも、やっぱりほっとしてしまうのです。(なにを隠そう、いちばん好きなのは『世界中がアイ・ラヴ・ユー』!)
●Comic
音楽ファン注目、といえば『SOUL CATCHER(S)』(海神英雄、集英社)。「週刊少年ジャンプ」の春の新連載、話題の吹奏楽マンガです。
「人の心が見えてしまう少年が、やはり心に闇を持つ天才サックス奏者に出会い、(吹奏楽部の)演奏会に足を運ぶ……」みたいな「音楽マンガ」ってよくありますが、これはなんか、違う!(まだコミックスになっていないので荒い画像で申し訳ないのですが……)この1コマに、すべてが集約されているというくらいジャンプなんです。音楽マンガなのに、すっごくジャンプ。音符の使い方とか、半端なくジャンプ。
私は前の1年間をマンガと音楽の甘い関係に捧げていたわけですが、あの悉皆調査はなんだったんだろう、と思えるような衝撃です。海神先生にはぜったいインタビューしたいと意気込んでいます。関係者さま、どうぞよろしくお願いたします!
●Bikini
なんだか今回のHIT LISTは仕事モードでたぎっているのですが、それもヴァカンスが楽しみ、ということの反動かもしれません。今年はひさしぶりにビキニを新調したので、海にプールにたくさん出かけたいと思っています。
●Weekend
ということで、さっそく出かけた第一弾が、鎌倉。
山側までゆっくり訪れるのは数年ぶりで、その光の鮮やかさと、だからこそ生まれる陰影に心をつかまれてしまった――もう、まるっきり、吉田秋生の世界でした。エスカーに乗って、七里ヶ浜のbillsで朝食を。この夏のテーマは『ラヴァーズ・キス』です。
どうかみなさんも、よい夏を。
(「花園magazine」初出)