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親仏家のためのアジェンダ 【アート編】

2008年は日仏両国の交流が始まってから150年目。
フランス政府観光局はこれを記念し、双方向に送客を目指すキャンペーンを実施中だ。
http://www.150jpfr.jp/
前回書いたパリ・オペラ座バレエ来日公演も、この一環である。
せっかくなので「オトクラ」もこれをフィーチャーし、関連イベントをアジェンダ形式でご紹介していくことにしよう。
まずは日本でいちばんポピュラーな美術の世界から。
マリー・アントワネットを中心に、Tiens!
 
ルーヴル美術館展 フランス宮廷の美
http://www.asahi.com/louvre08/
パリのルーヴル美術館が所蔵する、18世紀後半のフランス宮廷美術を紹介する。
ポンパドゥール夫人(左)やマリー・アントワネットをはじめ、貴婦人たちが愛用した調度品などの装飾芸術のコレクションを中心に、絵画やタピスリー、版画などを加えて展示。
ロココから新古典主義までの様式の変遷をたどることができる。 

1月24日(木)~4月6日(日)●東京都立美術館
9h00-17h00
月曜休室 ※ただし2月11日は開室、翌日閉室

>>特別観覧券「ベルばら」チケット、23日まで販売中!
(c)池田理代子プロダクション

【フランス映画上映会】
ルーヴル美術館を舞台にした作品など、計3作。
ベルサイユのばら』(1979年、原作:池田理代子、監督:ジャック・ドゥミ
『パリ・ルーヴル美術館の秘密』(1990年、監督:ニコラ・フィリベール
『はなればなれに』(1964年、監督:ジャン=リュック・ゴダール
2月9日(土)~11日(月・祝)●東京都美術館・講堂

【記念コンサート】
モーツァルトや18世紀のフランス宮廷へと誘う音楽を紹介。
3月から上野公園周辺で始まる「東京のオペラの森」との共同企画になる。
NOMORIイベント・ウィーク2008 ミュージアム・コンサート「フランス宮廷の美」
小倉喜久子(フォルテピアノ)「マリー・アントワネットの聴いた音」
ローラン・テシュネ(チェンバロ)「チェンバロで奏でるマリー・アントワネットの夢」
小倉喜久子(フォルテピアノ)&桐山健志(ヴァイオリン)
「幼き日の出会い ―オール・モーツァルト・プログラム」3月12日(水)・19日(水)・26日(水)●東京都美術館・講堂
※1月27日(日)発売開始 

 

 

 
ロートレック展 パリ、美しき時代を生きて
http://www.suntory.co.jp/sma/exhibition/08vol01lautrec/index.html
アンリ・ド・トゥールーズロートレック(1864-1901)の37年に満たない短い生涯のうち、彼が最も活躍した晩年の約10年に着目。
日本初出品となる油彩画の数々に加え、版画とポスターの代表作を網羅し、挿絵や素描、関連資料など200点以上の作品でロートレック芸術の本質に迫る。
題して「六本木ムーランルージュ」。

1月26日(土)~3月9日(日)●サントリー美術館
〔日・月・祝日〕10h00-18h00 〔水~土〕10h00-20h00
火曜休館 

 

ロートレック―その作品と生涯

ロートレック―その作品と生涯

 

 

 

ルノワールルノワール
http://www.bunkamura.co.jp/museum/lineup/08_renoir/
印象派を代表する画家ピエール=オーギュスト・ルノワールと、彼の息子であり、偉大な映画監督であるジャン・ルノワール
歴史に名を残した“親子”に焦点をあて、父の絵画と息子の映画を同時に展観する。
2005年、パリのシネマテーク・フランセーズで開催され、その視点の新しさから大きな話題なった企画。

2月2日(土)~5月6日(火・休)●Bunkamuraザ・ミュージアム
10h00-19h00(金・土は21h00まで)
無休 

 


モディリアーニ展
http://modi2008.jp
「35歳で没した悲劇的なボヘミアン的画家」→「原始美術に深く傾倒し、モダンアートの中で独自の革新的な芸術創造に結びつけた画家」。
油彩とデッサン約150点で構成する、本格的な大回顧展。

3月26日(水)~6月9日(月)●国立新美術館
10h00-18h00(金は20h00まで)
火曜休館
※ただし4月29日、5月6日は開館、翌水曜日休館  

モディリアーニ―夢を守りつづけたボヘミアン

モディリアーニ―夢を守りつづけたボヘミアン