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クライバーの腕

ようやく雨が上がり、晴れ間。
風は冷たいが気分がいい。
ベートーヴェンを聴きながら、道玄坂を上がる。
  
 
オフィスのPCを起動すると、昨日取材させていただいた飯森範親さんからのメール。
こちらも送ろうとは思っていたが、先を越されてなんだか申し訳ない。
と同時に、一スタッフであるわたしにまでほんとうに礼状をくださるのだ、と感動する。
あたりまえなのにできないこと。
礼状は大切。

さて、飯森さんにはピアニスト松本あすかさんとの対談という形で目が啓かれるようなお話をたくさん伺ったのだが、それは原稿でご紹介するとしよう。
思い出したのは、玉木宏の腕がカルロス・クライバーみたいに長くてきれい、というエピソード。
“千秋真一の振り付け”を担当されていたのである。
のだめといえばベト7であり、ベト7といえばクライバー

玉木宏の映画版「のだめカンタービレ」は、前編が12月19日、後編が来年4月に公開。
ウィーンのムジークフェラインで千秋真一がベト7を振った、日本人では小澤征爾に次いで2人目だ(…)、というのでニュースにまでなった。
まあなんか、絵になるかいいか、と思っている。
わたしは玉木宏の顎のラインと不機嫌そうな口がすき。

クライバーに似ているというなら、腕もすき。
  
 
 
http://www.nodame-movie.jp/index.html