【出演】OTTAVA Domenica 第10回「クルミわりとネズミの王さま」(12月7日放送)
林田さん選の「日曜日の本」も、テーマは『クルミわりとネズミの王さま』。
(ホフマンは)マリーが見た時の気持ちになりきって「木でできた」ではなく「木でできたように見える」と書き分けているわけです。子どもの立場に立てばそうでなくてはいけないでしょうね。だからクルミわりも「クルミわりさん」で、「クルミわり人形」とは言えない。人形という言葉はだいぶ後になって出てくるだけです。――三鷹の森ジブリ美術館「クルミわり人形とネズミの王さま展」パンフレットより
さて、「きょうの朗読」はご好評だったヘンデル『メサイア』の第二部。いよいよあの、「ハレルヤ!」がやってきます。
東京文化会館の「日本舞踊×オーケストラ」、
http://www.t-bunka.jp/sponsership/spo_141213.html
読売交響楽団の新譜や新シーズンの注目作(シルヴァンのトリスタン!)、
http://yomikyo.or.jp/
そしてBCJや高橋アキさんの新譜など、旬の話題も盛りだくさんです。
【3時のモーツァルト】
エクスルターテ・ユピラーテ K.165
【日曜日の本】
E.T.A.ホフマン『クルミわりとネズミの王さま』(上田真而子訳、岩波少年文庫)[林田直樹・選]
- 作者: E.T.A.ホフマン,E.T.A. Hoffmann,上田真而子
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2000/11/17
- メディア: 単行本
- 購入: 2人 クリック: 10回
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【きょうの朗読】
【麻衣のオススメ】
KUSMI TEA クスミティ クリスマスティ 25g缶
私たちが「紅茶」と聞いて思い出すのは英国流(イングリッシュ・ティ)。じつは東方には、ロシアを中心にサモワール(やかんと火鍋を組み合わせた茶用湯沸かし器)で淹れる紅茶の文化があります。帝政ロシアの時代に発明されたサモワールは、かの国の長くて寒い冬に彩りを添えました。紅茶をジャムやスパイスで煮出すロシア流紅茶です。1867年にサンクトペテルブルグで創業したクスミティは、皇帝ツァーの御用達の茶商でした。1917年のロシア革命でフランスに亡命、いまではパリ土産としても定番です。
クリスマス限定のこのフレーバーは、オレンジ、アーモンド、ローズ、バニラ、スパイスなどをブレンドした華やかなもの。手のひらサイズのミニ缶なので、プチギフトとしても大活躍しそう。チャイコフスキーの音楽にあわせて楽しみたいですね。
※ちなみに、巻頭のドラマCD『くるみ割り人形』もオススメ。出演の石田彰さん、釘宮理恵さんのインタビューや公演レポートを担当しました。
絵本つき クラシックドラマCD チャイコフスキー:くるみ割り人形
- アーティスト: ラトル(サイモン),リベラ,石田彰,釘宮理恵
- 出版社/メーカー: EMIミュージックジャパン
- 発売日: 2010/11/17
- メディア: CD
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