【出演・掲載情報】ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2016 - 東京編
3日からいよいよ、東京国際フォーラムで12回目のラ・フォル・ジュルネ・ジャポンがスタート!
私はルネ・マルタンの音楽コラムを連載している雑誌「ACT4」や公式サイト「私のタイムテーブル」にて、今年もオススメ公演をご紹介しています。
まだまだ購入可能な公演はありますので、ぜひ覗いてみてくださいね!
さて、新潟での開催を終えて、いっそう力を入れてオススメしたいのがジョニー・ラス&ジャン・ブコー(鳥のさえずり)のおふたり。
ピアニストのシャニ・ディリュカらとともに、鳥にまつわる音楽と「鳥の声」が共演するまったく新しいスペクタクル「森と鳥人のファンタジー」などを東京でも披露。そして私、そんな彼らの「マスタークラス特別編」の聞き手を務めさせていただきます。
マスタークラス - ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2016「la nature - 自然と音楽」公式サイト
「バードシンガーのマスタークラスって!?」
と何人かに驚かれましたが、イメージとしては公開インタビュー。どうして鳥になろうと思ったのか、どうやってあの声を出しているのか……おさななじみだという“鳥さんたち”の秘密に迫ってみたいと思います。
ということで、高野麻衣の3日間の出演予定は以下のように。みなさまのお越しを、心よりお待ちしております!
5/3(火祝) 12:30-13:30 マスタークラス特別編(ジョニー・ラス&ジャン・ブコー)
5/4(水祝) 時間未定 OTTAVAオープンスタジオ ※詳細は決まり次第、Twitterにて告知します。
5/5(木祝) 11:00-13:00 ソムリエカウンター
また、今年は拙著『マンガと音楽の甘い関係』(左)の表紙画を担当してくださった人気漫画家・雲田はるこ先生が、LFJクラシックアンバサダーとしてコメントを寄せてくださいました!
LFJクラシックアンバサダー - ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2016「la nature ナチュール - 自然と音楽」公式サイト
じつは雲田先生、3年前にこの本が完成したとき、フォルジュルネにきてくださったのです。大の音楽好きながらクラシックコンサートは初ということで、互いに敬愛する大御所・萩尾望都先生のマンガに登場したミシェル・コルボが指揮するローザンヌ声楽アンサンブルのフォーレ「レクイエム」へ。
涙を流す姿が印象的で、ほんとうに誘ってよかったと感動していたのですが……なんと雲田先生、コルボの音楽によって当時執筆中だった『昭和元禄落語心中』5巻のクライマックスのイメージが固まり、その音源を聴きながらマンガを完成させたというのです!
アニメ続編決定も話題の『落語心中』に、まさかフォルジュルネが関わっていたとは!
驚愕とともに、今回のアンバサダー就任をお願いすることになりました。
漫画にとって、音楽はいつも理想のシーンに連れてってくれます。ラ・フォル・ジュルネで初めて生のクラシックコンサートを体験して、脳内で勢い良く漫画が完成しました。皆様にもそんな素敵な経験が訪れますように。—―雲田はるこ
すべては経験からはじまるのだと、私も思います。
まずは会場にきて、風薫る5月の中庭を覗いてみてください。どうすればいいか迷ったら、ぜひ私までご連絡ください。
12年前の私や雲田先生のように、きっとみなさんも魔法にかかるはずです。
それでは、有楽町でお逢いしましょう!