【お知らせ】霧とリボン 企画展《英国文学十四行詩集 vol.2》にて、サロン・コンサート《シェイクスピアの幕間》開催
去る12日、「マリー・アントワネットのお茶会」が閉会。
熱いリクエストをいただいた続編も含めて、来年に向けて続々とマリー企画がつづきます。
マリー企画の詳細はあらためますが、王妃はもはや「親友」のような存在。「闘うプリンセス」の真実が、たくさんの少女たちにも届きますように!
さて、夏以来、ヴェルサイユと英国を行きつ戻りつしている私と「Salonette」。
これからはじまるアドベント(待降節)の季節は、英国とシェイクスピアの世界に入り浸ることになりそうです。
きっかけは、吉祥寺の住宅街にひっそり佇むギャラリー「霧とリボン」。
「物語を身に纏う」「音楽を記述する」――知的快楽とときめきにあふれた企画展を徹底した美意識で実現してしまう主宰のミストレス・ノールが、シェイクスピア没後400年の今年、新たな展覧会を開催するのです。
題して、《英国文学十四行詩集 Vol.2》。
会期中には様々な作家たちが、絵画やカリグラフィ、服飾などでシェイクスピアの世界を表現します。
霧とリボン 【TOP】シェイクスピア没後400年記念《英国文学十四行詩集 vol.2》
そして私は、12/11(日)開催のサロン・コンサート《シェイクスピアの幕間》に、チェリストの小林奈那子さんとともに出演させていただきます。
小林奈那子さんは今年1月、東京フィルのチェリスト長谷川陽子さんがご紹介してくださった同志のひとり。
Diptyqueでのすてきな午後、運命的な出会いは今も忘れられません。
音と香りの音楽会@Diptyque 青山本店|エレ女のクラシック|25ansオンライン
そして5月、私は「このひとをノールさまに会わせたい」という欲望のもと、先のスクリプトリウム展へとお誘いしたのです。
出会いのようすを、奈那子さん自身がこんなふうに書いてくださっています。
それほど長い時間をご一緒したわけではないのにもかかわらず、3人の「好き」のケミカルが爆ぜる瞬間を共有してしまったのです。
ダウランドやモーリー、そして全く時代は違うのにRadioheadやSigur rosの音楽に、共通のどんより垂れ込めた暗い空に射す光を感じること、音楽はただひとつの言葉にならない気持ちや情景を表現していること、そしてただ美しいものを追い求めてしまう、人間にしか許されなかった性。この共有に打ち震えるのと同時に、何かしなくては!という動機が沸き起こった私たち。出会いとは、「好き」の引力とは、かくも不思議なものでしょうか。
まさに「引力」でした。
「霧とリボン」という魔法のような磁場に出会ってから、「スキの情熱で世界を変える」ことが、どんどん現実なっているのです。
写真は、第1回のコンサート打ち合わせで撮影していただいた奈那子さん(上)と私の「アイリーン・アドラー」ブローチたち(下)。
「霧とリボン」は1Fのショップ"Private Cabinet"もすてきですが、この「ベーカー街221B」のような応接間を私は愛しています。
愛するあの空間で、愛する英国の音楽を、愛するチェロの音で再現する。
3人の「好き」があふれるひと時の幸福を、みなさまと分かちあうことができればと願っています。
*サロン・コンサート《シェイクスピアの幕間》*
シェイクスピアの生きたテューダー朝と現代の英国を
チェロ独奏と朗読・歴史解説で逍遥するサロンイベントです
[日時]12月11日(日) 昼の部:12:30〜(開場12:00) 夜の部:17:00〜(開場16:30)
[出演]小林奈那子(チェロ演奏)/高野麻衣(朗読とお話)
[定員]各回女性限定6名・先着予約制
[料金]3,800円(ハーブコーディアル、紅茶、洋菓子つき)
【サロン・コンサートご予約方法】
[ご予約開始日]
11/20 sun. 10:00〜
「霧とリボン」様へのメールでのご予約となります。お名前・ご住所・お電話番号・ご希望の回(昼の部/夜の部)・お申し込み人数を明記の上、下記アドレスまでご予約をお願いいたします。
[お申し込み先]
info@kiri-to-ribbon.com
- 作者: シェイクスピア,高松雄一
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1986/11/17
- メディア: 文庫
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