Salonette

Mai Takano Official Site

2014-01-01から1年間の記事一覧

【掲載情報】LEE 12月号にて、「胸キュン少女マンガでときめきアップ!」

11月7日発売の「LEE」12月号(集英社)にて、「胸キュン少女マンガ」をご紹介しています。 採用されたのは水城せとな『失恋ショコラティエ』。……ですが、インタビューでは吉田秋生『BANANA FISH』、さいとうちほ『とりかえ・ばや』、そしてなにより萩尾望都…

【Music】あるべき祈り | 高橋アキ ピアノ・リサイタル

文化の日。 高橋アキさんのリサイタルが行われた鎌倉・覚園寺で、思いがけず中世にタイムトリップしてきた。 覚園寺は、鎌倉の多くの寺社と同様、住宅地の奥の谷戸(やと)にある。 日差しのなか山門をくぐると、その瞬間「聖域にいる」と肌で感じるほどの空…

【出演】OTTAVA Domenica 第5回「ゴシック」(11月2日放送)

ハロウィンの余韻も冷めやらぬ週末の放送、ということでテーマは「ゴシック」。ヒルデガルト・フォン・ビンゲンやマショーの中世音楽からスクリャービン、プロコフィエフ、トマ・ブロシュによる現代の「サンクタ・マリア」まで、神秘的で魔的、かつ暗黒乙女…

【出演】OTTAVA Domenica 第4回「英国万歳!」(10月26日放送)

10月最後の放送、ということでテーマは「英国」。ヘンデル「ジョージ2世の戴冠式アンセム」にはじまり、「グリーンスリーブス幻想曲」「惑星」「エニグマ変奏曲」など、エリザベス2世女王陛下のダイヤモンドジュビリー(在位60年記念式典)のセットリストを…

【Art】密やかな連帯 | 田口まき 個展「AZAMI―顔のないポートレイト―」

わがプロフィール写真を手がけてくださったフォトグラファー、田口まきの個展へ。 「写真」がテーマの青参道アートフェア2014のFocus Photographyとして、THE BASEMENTで開催中の「AZAMI―顔のないポートレイト―」は下着メーカー・ワコールとのコラボレーショ…

【掲載情報】安倍なつみ『光へ―classical & crossover―』にて、インタビュー&ライナーノーツ

安倍なつみアルバム『光へ-Classical&Crossover-』制作ドキュメント映像 ... 本日発売の安倍なつみ「光へ-classical & crossover-」。MV撮影に密着し、インタビュー&ライナーノーツを担当いたしました。 新曲「光へ」はもちろん、岡野プロデューサーが震撼…

【Art】現代のフォンテーヌブロー派 | Pola Museum Annex「橋爪彩 Beautiful Stranger」

ポーラ美術館への取材以来、気になっていた「橋爪彩| Beautiful Stranger」展へ。 静謐な、ゆるぎない美。 現代の「メメント・モリ(死を想え)」。RED SESSIONのイスパハンといい、Nailのラインストーンといい、この真珠のネックレスやパンプスの質感といい…

【出演】OTTAVA Domenica 第3回「ウィーンのモーツァルト」(10月19日放送)

今週のOTTAVA Domenicaは新国立劇場オペラ講座第1弾! 16日にプルミエを迎えたモーツァルトの歌劇『ドン・ジョヴァンニ』について、音楽ヘッドコーチ石坂先生のピアノ付解説あり、ツェルリーナ&マゼットのカップルを演じる鷲尾さん、町さんの本音トークあり…

【Art】あのときの100のKiss | わたしのマーガレット展

20日からスタートする「私のマーガレット展」へ。 1963年に創刊され『ベルサイユのばら』などの名作を世に送り出してきた「マーガレット」「別冊マーガレット」という“雑誌”を主役に、少女マンガの半世紀を描き出す大規模展だ。 王冠のロゴが燦然と輝く入り…

【Art】憧れが生み出したもの | Bukamuraザ・ミュージアム「夢見るフランス絵画―印象派からエコール・ド・パリ」

パステルカラーのタイトルに、添えられた絵画はモネ、ルノワール。ああ、マダムに大人気の印象派かと素通りしてしまったひともいるかもしれない。でもこの展覧会、じつはワクワクするような裏の顔を持っていた。 それは、「コレクターが夢と憧れを抱き集めた…

【出演】OTTAVA Domenica 第2回「季節外れのヴァレンタイン」(10月12日放送)

OTTAVA Domenica、2回目の収録でした。ようやくDomenica(日曜日)という単語に慣れてきました。 タイトルにしたのはジョン・ケージのすてきなピアノ曲。今回はラモーの「ため息」からケージまで、秋に似合いのロマンティックな音楽をご紹介しています。 第…

【Art】逆光のメディチ | 東京都美術館「ウフィツィ美術館展」

東京都美術館「ウフィツィ美術館展 黄金のルネサンス ボッティチェリからブロンヅィーノまで」の記者内覧会へ。 15世紀(クワトロチェント)のフィレンツェでは、多くの優れた芸術家が生まれ、ルネサンスの黄金期を築いた。その最大のパトロンだったのがメデ…

【出演】OTTAVA Domenica 第1回「はじめまして」(10月5日放送)

OTTAVA新人プレゼンターの高野麻衣です。いよいよ「第二の開局」です。 10月1日、生放送直前のスタジオでは、林田直樹さんと私がお送りする日曜日の新番組OTTAVA domenicaの収録も行われました。スタジオにはすてきなお花まで届けていただき、入った瞬間から…

【Music】ワーグナーへの陶酔 | 新国オペラ『パルジファル』

新国立劇場オペラ、新シーズン初日。 おめでとうの挨拶に華やぎ、新芸術監督みずからの指揮によるワーグナー『パルジファル』に陶酔した。 なにより美しかったのが舞台に出現する「光の道」。 そして、飯守先生ならではのやさしく、赦しに満ちた聖金曜日の音…

【Art】Bunakamuraザ・ミュージアム「ボッティチェリとルネサンス」展記者発表会

10月1日、来春Bunkamuraザ・ミュージアムにやってくる「ボッティチェリとルネサンス フィレンツェの富と美」の記者発表会が行われた。 フィレンツェのストロツィ宮で好評を博したこの企画、原題は「マネー&ビューティ: 銀行家、ボッティチェリ、あるいは虚…

【掲載情報】25ans 12月号「帰ってきたプリンセス美容」特集にてプリンセス・カルチャーガイド

2013年、姫マインドについてのコラムがご好評をいただいた25ans「プリンセス美容」特集が帰ってきました! 今回はコラムも大増量。「2014年「プリンセス」はしなやかに強く!」というテーマで、『アナと雪の女王』『マレフィセント』からリアルな王室の動向…

【Art】ジャック・ドゥーセの書斎 | ポーラ美術館

箱根のポーラ美術館で開催されている「紙片の宇宙 シャガール、マティス、ミロ、ダリの挿絵本」へ。 壁にかけられた「絵画」の枠を超えて、より身近にアートを愉しむことを目的とした「芸術家による挿絵本(リーヴル・ダルティスト)」は、古きよきフランス…

【新番組】OTTAVA Domenica(毎週日曜午後1時~)レギュラー出演!!

ついにデビューです!10月1日、インターネットラジオ「OTTAVA」の新編成にともない、音楽評論家・林田直樹さんとともに日曜日の番組を担当することになりました。 担当するのは日曜13:00~17:00、4時間のワイド・プログラム。OTTAVAでいちばん流れているクラ…

【Music】王妃の音楽サロン | 西山まりえ「ご令嬢たちのハープのお稽古」

西山まりえ「ご令嬢たちのハープのお稽古」へ。アントワネット王妃の音楽サロン、という副題どおり、王妃御用達ハープとロココの音楽に満たされた2時間。 「わたしの好きなものぜんぶ!」という多幸感に浸った。 マリー・アントワネットが、ヴァレンヌ逃亡…

【Life】HIT LIST of 2014 Summer

8月のおわりに、あいかわらず夏休み感覚のまとめ日記を。 ●PRINCESS● この夏いちばん印象に残った出会いは、安倍なつみさん。トップアイドルから10年、ソロとしてもがきながらも歩みつづけてきた彼女の、集大成ともいえるアルバム『光へ -Classical & Cross…

【Book】サイレント・マジョリティの声 | 米澤泉『「女子」の誕生』

本日落手。そして一気読み。ものを書く「女子」の大先輩・米澤泉さんからの、心強いエール! 「女子をこじらせないと研究者にはなれないのだろうか」いいえ、そうではない――序章から、肯定された喜びで涙があふれた。 『「女子」の誕生』は、サイレント・マ…

【Art】美しく治め、美しく生きた | メトロポリタン美術館「女王と女神」展

メトロポリタン美術館「女王と女神」展の内覧会へ。テーマは「美しく治め、美しく装い、美しく生きた」女性たち。 偉大なる女王ハトシェプストの像にはじまり、王妃や姫君たちがつま弾いたハープ、アクセサリーや手鏡、化粧道具に至るまでがていねいに陳列さ…

【掲載情報】SPA!にて、「SMAPの仕事論」1万字インタビュー!

本日発売のSPA!にて、SMAP稲垣吾郎さんの取材を担当いたしました。 nikkan-spa.jp 結成27年目に突入したSMAP。 今回の取材は、5人それぞれが抱く“仕事論”について、5人のライターがそれぞれ200分に渡ってインタビュー。合計1万字のインタビューとグラビアを1…

【Art】音楽と絵画をまとう | 国立新美術館「バレエ・リュス」展

「魅惑のコスチューム: バレエ・リュス展」の取材へ。 暗闇を抜けて足を踏み入れた空間には、鳴り響くボロディンやチャイコフスキー。ニジンスキーの神話の世界。眠り姫のドレスに、貴婦人のマント。さくらんぼ。ピンクのリボンの白いプードル。星座を描いた…

【掲載情報】FRaU 8月号「進撃の読書」にて、マンガ大賞発表!

FRaU 8月号(講談社)にて、選考会に参加したフラウマンガ大賞が発表されました! 大賞はハマリ中の『逃げるは勝ちだが役に立つ』(海野つなみ)。恋に仕事に、と息苦しいとき、わたしを救ってくれるカンフル剤です。 同時受賞として『王妃マルゴ』(萩尾望…

【お知らせ】日本コロムビア主催「井戸端女子クラ部 Vol.2 バッハ」開催!

女子クラ部イベントの原点、「井戸端女子クラ部 Vol.2」の開催が決定しました! ナビゲーターを囲んで、おしゃべりしながらおいしいランチまでいただけちゃう女子的セミナー、今回のテーマは「バッハ」。インテリ乙女人気No.1(高野調べ)のバロックの巨匠を…

【Art】マカロンカラーの印象派 | 国立新美術館「オルセー美術館展」

午後、オルセー美術館の内覧会へ。 ”印象派の殿堂”から84点もの来日ということで、どこをとっても贅沢な空間ーーとはいえマダムっぽさはなく、ブルー、マゼンダ、イエローと、テーマごとに変わるマカロンカラーの壁紙と高い天井が、パリ気分を盛り上げる。 …

【Music】悪の華の美学 | 新国立劇場 オペラ「鹿鳴館」

オペラ「鹿鳴館」を鑑賞。三島由紀夫の日本語の美しさ、その烈しさに、高揚がおさまらない。 欺瞞を孕んだワルツ風序曲。幕が上がるとそこは影山伯爵廷の庭だ。白いバッスルドレスに身を包んだ貴婦人たちが、絵画のように佇んでいる。御殿仕立ての和装の伯爵…

【掲載情報】anan 7/2号にて、「クラシック音楽界の西島秀俊」を語る

anan 7/2号にて、いとしのイアンたちと共演させていただきました。似顔絵ってうれしい! 今回のインタビューでは、「クラシック音楽界の大人の男4人を教えてください」という依頼に悩みぬき、前日にお会いした「クラシック イケメン大賞選定委員会」のひと…

【Music】花咲く乙女たちのクラシック | オペラ朗読劇「三浦環物語」

サントリホール ブルーローズにて、二期会WEEK第三夜 オペラ朗読劇「三浦環物語」を観劇した。世界を舞台に「蝶々夫人」を体現したプリマ・ドンナ、三浦t環の生涯を、歌手たちの朗読劇と歌唱によって振り返る意欲作だ。 リハーサル風景に見かけた海老茶袴に…