2017-01-01から1年間の記事一覧
ラ・フォル・ジュルネ新潟2017「ラ・ダンス」が閉幕。やはりあっというまの3日間! 今年も家族を「0歳からのコンサート」へご招待。昨年コンサートデビューした1歳半の姪とともに、井上道義 指揮シンフォニア・ヴァルソヴィアによるフィリップ・グラス&ブ…
本日28日、新潟とびわ湖を皮切りに「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2017」が開幕する。 1995年、フランス・ブルターニュの都市ナントで生まれたクラシック・フェスも、日本上陸から早いもので13年目。ナントの姉妹都市、そして私の故郷である新潟での開…
五線譜の上、ふわりひとひら香る霧。 瓶の中には、音のつぶひとしずく。 留めおくことができるのは、人の記憶の中にのみ。 愛書家のための小間物ブランド・霧とリボン(東京・吉祥寺)より、5月のご案内が届きました。 直営SHOP “Private Cabinet” 2周年記念…
4月8日、池袋コミュニティ・カレッジでスタートした新シリーズ「麻衣とそよかのお茶会クラシック」、第1回が無事終了いたしました。 「お茶会クラシック」はコラムニストの私、高野麻衣と作曲家・林そよかのコンビが、「かわいくオタクで本格派」の新しいク…
はじめてのSMAPインタビューから3年。 本日発売のSPA!にて、木村拓哉さんの単独インタビューを担当いたしました。 nikkan-spa.jp 4月29日公開の映画『無限の住人』で、20年以上第一線を走り続ける自身の鏡写しのような「不死身の男・万次」を演じた木村拓哉…
三重県総合文化センターの情報誌「M NEWS(エムニュース)」の連載コラム。 音楽がどんな経緯で生まれたのか。 どんな時代、どんな人に愛されたのか――そんな「ミュージックシーン」を切り口に音楽にアプローチしています。 第4回のテーマはなんと、好評をい…
夜の劇場、それはナイトスポットの中でも、特に憧れる場所のひとつ。 というわけで、「夜のときめき」を特集した紙版『花園magazine』Vol.9 2016 秋冬号に、コラム「LAST NIGHT AT A THEATRE -昨夜、とある劇場で-」を寄稿させていただいた。 【お知らせ】紙…
3月8日の国際女性デーにスタートした「池田理代子 デビュー50周年記念展 -ベルばらとともに-」。圧巻の原画の数々、もうご覧になりましたか? 日本橋を皮切りに全国巡回するこの展覧会のオフィシャルブックに、光栄にも「池田作品×音楽」エッセイを寄稿させ…
4月、池袋コミュニティ・カレッジで新シリーズ「麻衣とそよかのお茶会クラシック」が始動します。 お茶会クラシックとはその名のとおり、 お茶会のようにくつろいで生演奏を愉しみながら、クラシック音楽に隠された物語を語りあおう! という意味をこめた音…
高野が選曲・執筆したCD『マリー・アントワネットの音楽会』、本日で発売1ヶ月。 おかげさまでコンピレーション・アルバムとしては異例の好調発進、山野楽器銀座本店での特設コーナーのほか、たくさんの応援や長文メッセージ、お手紙まで寄せていただき、ま…
ローザンヌ国際バレエコンクールが閉幕。春はもうすぐ、という気持ちにさせられる年中行事です。 昨年末にはバレエと、それに憧れる女子文化への愛がたっぷりつまった、夢みたいなスタイルブック『Love Ballerina』が登場。発売直後から話題となりました。 …
©雲田はるこ・講談社/落語心中協会 『昭和元禄落語心中』、舞台は数年後―― 「じゅーげむじゅげむ」と歌う少年・信之助(見事に“現代っ子”を演じる小松未可子!)からスタートした第4回は、八雲(石田彰)と樋口先生(関俊彦)の丁々発止のやりとりに小夏(…
霧とリボン様との記念すべき初の共同企画展のご案内です。 《チョコレート探偵事務所~マリー・アントワネットの宝石箱事件》は、少女時代に夢中になったライトノベルのような「架空の物語」。 謎解きシーンに登場する「マリーのブドゥワール(貴婦人の私室…
©雲田はるこ・講談社/落語心中協会 金曜の夜が楽しみで仕方がない。 大統領就任式の影響かいつもより30分ほど遅れて始まった第3話も、屋形船の名シーンにはじまり大親分(『ハリー・ポッター』スネイプ先生役でおなじみの土師孝也)の初登場、助六(関智一…
フランス史上、最も有名な王妃の波乱に満ちた生涯をたどる「ヴェルサイユ宮殿《監修》マリー・アントワネット展」(森アーツセンターギャラリー)。 昨年10月25日にスタートしたこの展覧会は、この1月で20万人を超える来場者を記録。「没後200年あまりの歴史…
CD『マリー・アントワネットの音楽会』、発売から明日で1週間。 お手元に届いた皆様から続々と宝石のようなお言葉をかけていただき、感涙しつつ、がんばってよかったとかみしめています。ありがとうございます! HOLON(「霧とリボン」)デザインの真骨頂で…
あっというまに小正月。 年頭に綴った2017年のテーマを胸に、晴天の日々を過ごしております。 「ディテールが勝敗を分ける。そのディテールを日々、突き詰めているかどうか。きょうだけディテールを突き詰めてもダメなわけで、大事なのは日常なんです」 毎日…
©雲田はるこ・講談社/落語心中協会 13日深夜2時半、話題のオープニングテーマ『今際(いまわ)の死神』が地上波に初登場した。 TVアニメ「昭和元禄落語心中 -助六再び篇-」OP 昭和最後の名人・八雲と、彼をとりまく人々の顔。その絆から立ち去り、地獄の業…
CD『マリー・アントワネットの音楽会』発売から3日。 1789年、革命前夜。34歳の王妃が人生を振り返り、薔薇の茂みに囲まれた別邸プチ・トリアノンで打ち明け話をする。彼女は、どんな音楽を選ぶだろうか――そんな「空想のプレイリスト」から出発したコンピレ…
たくさんの愛の記憶があるから、私は世界を愛そうと思う。 1789年、革命前夜のヴェルサイユ。もし、フランス王妃マリー・アントワネットがプチ・トリアノンで密やかな音楽会を開催するなら、どんな音楽を奏でるだろう? 2017年1月11日(水)、そんな高野麻衣の…
(c)雲田はるこ・講談社/落語心中協会 アニメ『昭和元禄落語心中』の第2期〈助六再び篇〉が6日深夜、スタートした。 なんてあっという間の30分だったことか! 助六(与太郎)登場とおなじみのJazzyなテーマ曲で一気に高揚し、老境の八雲の色気に心酔し、萬…
今宵は十二夜(Twelfth night)。 十二夜とは、クリスマスから12日目(1月6日)に東方の博士がベツレヘムの幼子イエスを訪ねた故事から、それを祝う顕現日のこと。エリザベス朝では、前夜からはなやかな行事がおこなわれ、人びとはお祭り気分に酔った。 この…
あけましておめでとうございます。 昨年中は変わらぬご愛顧をいただき、ありがとうございました。 2016年下半期は「ヴェルサイユ宮殿《監修》マリー・アントワネット展」のブームを追い風に、音楽サロンでのトークや少女向け読み物の取材・執筆などがつづき…