MUSIC
去る12日、「マリー・アントワネットのお茶会」が閉会。 熱いリクエストをいただいた続編も含めて、来年に向けて続々とマリー企画がつづきます。 マリー企画の詳細はあらためますが、王妃はもはや「親友」のような存在。「闘うプリンセス」の真実が、たくさ…
エリザベト=ルイーズ・ヴィジェ・ル・ブラン《フランス王妃 マリー・アントワネット》1785年 油彩、カンヴァス 276×193cm ヴェルサイユ宮殿美術館 ©Château de Versailles (Dist. RMN-GP)/©Christophe Fouin フランス史上、最も神話的な人物のひとりである王…
『ロベルト・デヴェリュー』(2016) ©Ken Howard, Metropolitan Opera ――英国熱がおさまらない、 ということでスタートした連載「エンタメでわかる英国史」。手はじめにこの夏、METライブビューイングのアンコール上映で見た「チューダー朝女王3部作」より、…
『マリア・ストゥアルダ』(2013) ©Ken Howard, Metropolitan Opera ――英国熱がおさまらない、 ということでスタートした連載「エンタメでわかる英国史」。前回は、METライブビューイングのアンコール上映で見た「チューダー朝女王3部作」より、第1作の『ア…
『シーモアさんと、大人のための人生入門』©uplink 10月も半ばになって、急に秋が深まりましたね。 女優・朝倉あきさんのナビゲートでお送りするFMラジオ番組「Memories & Discoveries」、放送中の10月のテーマは「映画で出会ったラブソング」第2弾です。 …
9/25に発売された『ACT4』74号の特集は、没後400年で盛り上がるウィリアム・シェイクスピア。 謎に満ちた世紀の劇作家の生涯を、現地・英国の美しい風景とともに辿ります。 そんな特集を意識したわけではないのですが、ルネ・マルタンの「今月のCD」は、英国…
『アンナ・ボレーナ』(2011) ©Ken Howard, Metropolitan Opera ――英国熱がおさまらない。 先日は、METライブビューイングのアンコール上映で、二度目の『ロベルト・デヴェリュー』を鑑賞した。 『ロベルト・デヴェリュー』は、『アンナ・ボレーナ』『マリア…
三重県総合文化センターの情報誌「M NEWS(エムニュース)」でスタートした連載コラム。 音楽がどんな経緯で生まれたのか。どんな時代、どんな人に愛されたのか――そんな「ミュージックシーン」を切り口に音楽にアプローチします。 第2回は、英国気分高まるま…
9月。残暑は厳しくとも、気分は英国とヴェルサイユを行きつ戻りつ。 これからはじまるクラシック音楽シーズンが楽しみな、秋の入り口です。 FMラジオ番組「Memories & Discoveries」でも「宮廷からのラブソング」と題して、ヨーロッパ史に燦然と輝くキング…
2016年秋、マリー・アントワネットが再び脚光を浴びています。 ブームの中心は、10月25日から東京・六本木で開催される「ヴェルサイユ宮殿監修 マリー・アントワネット展」。 これに関連して、フランスの老舗洋菓子舗ラデュレが「マリー・アントワネット・コ…
そろそろヴァカンスの季節。 まとまったお休みには、気になっていた本の一気読み、したくなりませんか? 避暑地でゆったり読む小説もすてきですが、巻数の多いマンガを一日で一気するジェットコースター感もたまらないもの。この夏は「漫画、9番目の芸術」…
7/28発売の25ans 9月号「ときめき買いリスト」特集にて、いま“心からときめくカルチャー”について語らせていただきました。 25ans |ハースト婦人画報社 「ときめき買いリスト」は、ファッション、美容、カルチャーを横断する、巻頭特集。 “トレンドも大事だ…
本日発売のSPA!にて、KinKi Kidsのおふたりへのインタビューを担当いたしました。 nikkan-spa.jp 7月20日に、デビュー20周年イヤーの第1弾シングル『薔薇と太陽』がリリースされるKinKi Kids。 今年再集結したTHE YELLOW MONKEYの吉井和哉さんが書き下ろした…
三重県総合文化センターの情報誌「MNEWS(エムニュース)」にて、クラシック音楽についてのコラム連載がスタートしました。 テーマは「顔が見える」音楽秘話。 音楽がどんな経緯で生まれたのか。どんな時代、どんな人に愛されたのか。 たとえば私たちが高校…
あすは夏至。 エメラルドの浜辺も美しい夏休みがテーマの「フィガロジャポン」8月号に、「“音楽的”漫画を聴く」というコラムを寄稿いたしました。 漫画は、読み進めている内は思考するところは働いていなくて、じゃあ何が働いているんだっていったら、音楽を…
敬愛なる英国女王エリザベス2世は、今年で90歳。 先週末には、国を挙げての祝賀パレードが行われました。殿方たちの軍服の赤に、女王陛下のスーツのライトグリーンがあざやか。4月生まれの女王陛下のバースデーを6月に祝うのは、この季節が「英国が最も美し…
この4月 、オープン1周年を迎えた「霧とリボン」直営SHOP“Private Cabinet”(東京・吉祥寺)。 「物語をテーマにしたハンドメイド・アクセサリー、紙製品、オーガニック紅茶など、愛書家の日々を美しく彩る小間物類」があふれる菫色の小部屋では、デザイナー…
ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2016「ラ・ナチュール 自然と音楽」が閉幕して、早くも2週間が過ぎ去ってしまった。 永遠を祈らずにはいられない美しい5月も、まもなく終わり。 夜風が最高に心地よいいまのうちに、新潟と東京、一週間におよぶ今年のフ…
3日からいよいよ、東京国際フォーラムで12回目のラ・フォル・ジュルネ・ジャポンがスタート! 私はルネ・マルタンの音楽コラムを連載している雑誌「ACT4」や公式サイト「私のタイムテーブル」にて、今年もオススメ公演をご紹介しています。 まだまだ購入可…
ラ・フォル・ジュルネ新潟2016「ラ・ナチュール 自然と音楽」が閉幕。あっというまの3日間! 今年は初の関連イベント「ナチュールラウンジ Supported by FM PORT」に出演させていただいたため、人気DJ遠藤麻理さんとともにたくさんのお客様とふれあえて、一…
新潟にて、ラ・フォル・ジュルネ2016がスタートしました! 新潟はフォル・ジュルネの故郷フランス、ナントの姉妹都市。今年が7回目の開催で、28のオープニング、そして29、30の3日間行われます。 私は今年も公式ガイドにて、コラム「新潟が発信する、私た…
Photo: Nirai Tasato 続々、更新です! ソニー・ミュージックエンターテインメント運営の情報サイト「エンタメステーション 」にて、「METライブビューイング」ファン代表女優・小橋めぐみインタビュー「映画館で、オペラに溺れて、恋をして」を企画、構成、…
ソニー・ミュージックエンターテインメント運営の情報サイト「エンタメステーション 」にて、「シャーロック・ホームズの「音」世界」の特集を企画、構成、執筆しました。 「この春話題作がつづいたホームズもの、シャーロッキアン的に音楽や声もこだわりぬ…
早いもので、「Salonette」をリニューアルしてから1年が経とうとしている。 ロゴをデザインしてくださった「霧とリボン」の直営SHOP “Private Cabinet”(東京・吉祥寺)も、まもなく1周年。 「物語をテーマにしたハンドメイド・アクセサリー、紙製品、オー…
「クラシック・プレイリスト」週替わりリコメンダーを担当しているFM音楽番組「Memories & Discoveries」。 高野麻衣の3月のテーマは、「シャーロック・ホームズ 音楽のラブレター」。 21日からの一週間、コナン・ドイルの原作や人気ドラマに登場する楽曲を…
Photo: Yuki Kuroyanagi ソニー・ミュージックエンタテインメント運営の情報サイト「エンタメステーション 」にて、マンガ家・浦沢直樹さんがイベントで披露した「マンガと音楽の熱い関係」をレポートをさせていただきました。 entertainmentstation.jp 浦沢…
先週末、チョン・ミョンフン指揮による最高のモーツァルトのピアノ協奏曲第27番、そしてマーラーの交響曲第5番を披露した東京フィルハーモニー交響楽団。 原稿明けのうららかな午後、松濤の街を散歩しながら向かったオーチャードホールで、モーツァルトの最…
この2月、ソニー・ミュージックエンタテインメント運営の情報サイト「エンタメステーション 」にて、立体特集「昭和元禄落語心中」を展開させていただきました。 テーマはもちろん、「マンガと音楽の関係」。 落語という文化、そして噺家たちの素顔と業を愛…
1/25に発売された『ACT4』70号での話題は、まもなく開幕するナントのラ・フォル・ジュルネ。 テーマはもちろん、日本とおなじ「ラ・ナチュール/自然」。ヴィヴァルディからマックス・リヒターまでの欧米のクラシックはもちろん、フランスでも大人気の武満徹…
ソニー・ミュージックエンタテインメント運営の情報サイト「エンタメステーション 」にて、25日から立体特集「昭和元禄落語心中」を展開中です! テーマはもちろん、「マンガと音楽の関係」。 落語という文化、そして噺家たちの素顔と業を愛情たっぷりに描く…